女優の趣里さんの国籍について、気になっている方は多いのではないでしょうか。
実は、趣里さんの国籍を明記した公式発表はありませんが、出身地や両親の水谷豊さん・伊藤蘭さんの生まれ育ちをたどると、答えはかなり見えてきます。
お父さんの最初の妻がアメリカ国籍の女優だったという意外な話も含めて、詳しく見ていきましょう。
・趣里さんの国籍が日本の可能性が高いと考えられる根拠
・父の水谷豊さんと母の伊藤蘭さんが生まれ育った場所
・趣里さんの国籍が検索される背景として考えられること
趣里の国籍は日本の可能性が高い理由
趣里さんの国籍を明記した公式発表はありませんが、出身地や両親の生まれ育ちを並べると、日本の可能性が高いと考えられます。
ここでは、その根拠を一つずつ確認していきますね。
国籍を明記した公式プロフィールはない
まず結論からお伝えすると、趣里さん本人や所属事務所が「国籍は◯◯です」と明言した情報は見当たりません。
所属事務所トップコートの公式プロフィールに載っているのは、出身地・生年月日・血液型の3項目だけです。
| 項目 | 公式プロフィールの記載 |
|---|---|
| Hometown(出身地) | 東京都 |
| Birthday(生年月日) | 1990年9月21日 |
| Blood(血液型) | O型 |
| 国籍 | 記載なし |
ただ、これは趣里さんに限った話ではありません。
日本の芸能事務所のプロフィールは出身地を載せるのが一般的で、国籍の欄はそもそも設けていないことがほとんどなんですよね。
国籍の記載がないこと自体は、特別なことではないと考えてよさそうです。
つまり、趣里さんの国籍は公式には明言されておらず、ほかの公表情報から判断するしかないというのが実情です。
出身地は東京都と事務所や各媒体が記載
趣里さんの出身地は、どの媒体を見ても東京都で一致しています。
| 媒体 | 出身地の記載 |
|---|---|
| トップコート公式 | 東京都 |
| ORICON NEWS | 東京都出身 |
| NHK | 東京都出身 |
| ナタリー | 東京都出身 |
| スポニチ | 東京都出身の女優 |
| 映画.com | 日本/東京 |
Wikipediaでも、出生地は「日本・東京都」と書かれています。
映画.comが「日本/東京」と国名から書いているのは、ちょっと分かりやすいですよね。
生まれも出身も東京都という点は、事務所と大手媒体がそろって示している確かな情報です。
東京都で生まれ育ったという事実は、国籍を考えるうえでいちばん土台になる情報です。
父の水谷豊は北海道生まれで東京の立川育ち
趣里さんのお父さんは、ドラマ『相棒』シリーズでおなじみの俳優・水谷豊さんです。
水谷豊さんは1952年、北海道芦別市の野花南という土地で生まれました。
4人きょうだいの末っ子で、お父さんが仕事を転々としたため、家族で北海道の各地を移り住んだそうです。
小学2年生のときにお父さんが東京都立川市で土建業を始め、そこから立川で育ちました。
立川市立立川第四小学校、立川第一中学校を経て、三鷹市の大成高等学校を卒業しています。
また、水谷豊さんの両親は京都の出身で、お母さんは広島県呉市の出身だとWikipediaに記されています。
「呉にひとつ自分のルーツがある」と語ったこともあるそうで、自分の家の歴史を大切にしている人なんだなと感じます。
お父さんの水谷豊さんは、生まれも育ちも日本という経歴がはっきりしています。
母の伊藤蘭は東京都生まれの元キャンディーズ
お母さんは、1970年代に国民的な人気を集めたキャンディーズの元メンバー・伊藤蘭さんです。
伊藤蘭さんは1955年、東京都武蔵野市の吉祥寺北町で生まれ、杉並区の西荻北で育ちました。
日本大学第二高等学校を卒業し、日本大学芸術学部演劇学科に進んでいます(のちに中退)。
1973年にキャンディーズとしてデビューし、1978年の解散後は女優として活動を続けてきました。
水谷豊さんと結婚したのは1989年で、その翌年の1990年に趣里さんが生まれています。
両親ともに日本で生まれ、日本で育った俳優だという点は、公表されている経歴から確認できます。
日本の国籍法では、子どもが生まれたときに父か母のどちらかが日本国籍であれば、その子は日本国籍になるのが一般的な仕組みです。
両親の経歴から考えると、趣里さんが日本国籍である可能性は高いと考えられます。
母方の高祖父は第15代広島市長の伊藤貞次
趣里さんの家系をさかのぼると、ちょっと意外な人物にたどり着きます。
母方の高祖父(祖父母の祖父)にあたるのが、第15代広島市長を務めた伊藤貞次さんです。
伊藤貞次さんは新潟県の生まれとされています。
| 続柄(趣里さんから見て) | 人物 | 経歴 |
|---|---|---|
| 高祖父 | 伊藤貞次さん | 第15代広島市長。新潟県生まれ |
| 曽祖父 | 伊藤太郎さん | 川崎市役所に勤務。画家としての雅号は「伊藤蘭」 |
| 曽祖母 | ハマさん | 山形の弁護士・政治家、奈良村正則さんの三女 |
| 母 | 伊藤蘭さん | 元キャンディーズ、女優 |
曽祖母のハマさんのお父さんにあたる奈良村正則さんは、旧天童藩士で、山形弁護士会の会長や山形県会議員を務めた人物です。
曽祖父の雅号が「伊藤蘭」だったというのも、お母さんと同じ名前なので驚きですよね。
母方は広島・新潟・山形に根を持つ家系で、日本の地方政治にも関わってきた家柄だということが分かります。
国籍が気になる人が多いのはなぜ?考えられるきっかけ
両親の経歴を見る限り、国籍を疑う材料は特に見当たりません。
それでも「趣里 国籍」と検索する人がいるのは、なぜなのでしょうか。
はっきりした理由は分かりませんが、公表されている情報から、きっかけになりそうな点をいくつか挙げてみます。
ここから先は、あくまで筆者の推測として読んでくださいね。
名字のない芸名「趣里」
趣里さんは、名字を付けずに「趣里」の2文字だけで活動しています。
「しゅり」という響きも、日本の名前としては少し珍しいですよね。
名字がない芸名だと、どこの家の人なのか、どこの国の人なのかがパッと分からないので、気になって調べる人が出てくるのは自然なことかもしれません。
父の最初の妻はアメリカ国籍の女優
水谷豊さんは、伊藤蘭さんと結婚する前に一度結婚しています。
最初の妻は、ドラマ『熱中時代・刑事編』で共演したアメリカ国籍の元女優、ミッキー・マッケンジーさんです。
2人は1982年に結婚し、1986年に離婚しました。
趣里さんが生まれたのは、水谷豊さんが伊藤蘭さんと再婚した翌年の1990年です。
趣里さんのお母さんは伊藤蘭さんで、ミッキー・マッケンジーさんとの間の子どもではありません。
水谷豊さんに外国籍の元妻がいたことを知って、趣里さんの国籍と結びつけて考える人もいるのかもしれませんね。
主演ドラマ『大空港』の税関職員役
2026年7月から9月にかけて放送された主演ドラマ『大空港〜GATE24〜』(テレビ朝日)で、趣里さんは税関職員の森万智を演じました。
空港の税関が舞台なので、作中では入国審査や外国籍の登場人物も描かれています。
最終回のあらすじにも「アストリア国籍の男・クローネ」の審査が登場していました。
ドラマのあらすじやニュースで「趣里」と「国籍」という言葉が並んで目に入る機会が増えたことも、検索が増えた一因かもしれません。
いずれも趣里さんの国籍そのものとは関係のない話で、国籍を疑わせる公的な情報は見当たりません。
趣里の国籍を調べる人向けの関連情報
ここからは、趣里さんの国籍と一緒によく検索されている話題をまとめました。
プロフィールや英語力、家族のことまで、気になるところをチェックしてみてください。
プロフィールと女優デビューまでの歩み
まずは、趣里さんの基本的なプロフィールを表にまとめます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 芸名 | 趣里(しゅり) |
| 生年月日 | 1990年9月21日 |
| 出身地 | 東京都 |
| 身長 | 158cm |
| 血液型 | O型 |
| 所属事務所 | トップコート(2015年〜) |
| 特技 | クラシックバレエ、英語、ギター |
| 趣味 | フィギュアスケート、映画鑑賞 |
趣里さんは、もともと女優ではなくバレリーナを目指していました。
4歳で井上バレエ団に入り、6歳で初舞台を踏み、小学5年生のときには『くるみ割り人形』の主役・クララを演じています。
ところが、留学先でアキレス腱断裂や足首の剥離骨折が重なり、医師から「前みたいには踊れない」と告げられてしまいます。
10代で夢を断たれるのは、本当につらかったでしょうね……。
その後、塩屋俊さんが主宰する演技学校「アクターズクリニック」で演技の面白さに目覚め、2011年にドラマ『3年B組金八先生ファイナル』で女優デビューしました。
デビュー後の主な出演作
デビュー後は舞台を中心に経験を積み、2018年の主演映画『生きてるだけで、愛。』で第42回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞しました。
2023年にはNHK連続テレビ小説『ブギウギ』で、2471人の応募者の中からヒロインに選ばれています。
バレエの挫折を経て、演技で自分の道を切り開いてきたのが趣里さんの歩みです。
お母さんの伊藤蘭との親子共演
趣里さんとお母さんの伊藤蘭さんは、同じ芸能の世界で活躍する母娘です。
実は、趣里さんが女優を意識するようになったきっかけの一つが、大学時代に見た伊藤蘭さんの舞台だったそうです。
お父さんの水谷豊さんは「芸能界に入ってほしくなかった」と語っていますが、趣里さんはその思いを先にお母さんへ打ち明けていたといいます。
娘がまずお母さんに相談していたという話、なんだか微笑ましいですよね。
伊藤蘭さんは趣里さんについて「気質は水谷似。
努力家で、お芝居に対する思いがすごく強い」と話しています。
そして2025年1月25日、伊藤蘭さんのコンサートツアー最終日のアンコールに趣里さんがゲストで登場しました。
「買物ブギー」「ラッパと娘」を熱唱し、伊藤蘭さんの曲を手をつないで一緒に歌う初の母娘共演が実現しています。
お母さんの伊藤蘭さんは、趣里さんにとって芸能の道を後押ししてくれた身近な存在だといえます。
英語は15歳からのイギリスのバレエ留学で上達
趣里さんの特技の一つが英語です。
その英語力のもとになったのが、10代でのイギリス留学でした。
バレエ一色の生活を送っていた趣里さんは、都内のインターナショナルスクールに在籍したのち、オーディションに合格して15歳でイギリスのバレエ学校へ留学しています。
留学中は4人部屋の寮で生活していたそうです。
最初は英語がまったく分からず、辞書を引きながら会話していたといいます。
それでも周りの人が簡単な英語で話しかけてくれたおかげで、気づいたら理解できるようになっていたそうです。
言葉の通じない環境に10代で飛び込むのは、相当勇気がいりますよね。
デビュー後も、アメリカの演技学校「ステラ・アドラー・スタジオ・オブ・アクティング」の短期ワークショップに参加するなど、海外で学ぶ経験を重ねています。
趣里さんの英語は、生まれ育ちではなく、10代の留学と努力で身につけたものです。
大学は明治学院大学に入学し4年時に中退
イギリスから帰国した趣里さんは、高等学校卒業程度認定試験に合格して大学受験の資格を取りました。
そして2009年、明治学院大学文学部芸術学科に入学しています。
大学に通いながらリハビリを続け、もう一度バレエに打ち込みましたが、以前のように踊ることはできず、バレリーナの夢を断念しました。
在学中の2011年に女優デビューを果たし、仕事が忙しくなったことから、2012年の大学4年時に中退して女優の道に進んでいます。
大学生活の途中で、バレエから演技へと人生の舵を切ったことになります。
兄弟はおらず一人っ子の長女
趣里さんに兄弟や姉妹はいません。
水谷豊さんと伊藤蘭さんの間に生まれた一人っ子の長女です。
誕生日の9月21日は、水谷豊さんの親友だった俳優・松田優作さんと同じ日です。
松田優作さんが亡くなった翌年に趣里さんが生まれ、打ちのめされていた水谷豊さんは「娘の誕生のおかげで喜びが訪れた」と語っています。
……なんだか、じんわりくるエピソードですよね。
幼いころは、送り迎えはもっぱらお父さんの役目で、自転車に乗せてもらって登園していたそうです。
一人娘として、両親から大切に育てられてきたことが伝わってきます。
結婚相手は俳優の三山凌輝
趣里さんは2025年8月29日、俳優の三山凌輝さんとの結婚と、第1子の妊娠を公表しました。
三山凌輝さんは、ボーイズグループBE:FIRSTのメンバー「RYOKI」としても活動しています。
同じ年の9月26日には、第1子の出産も報告しています。
2025年に結婚と出産が続き、趣里さんは母親としての新しい生活も始めています。
趣里の国籍のまとめ
- 趣里の国籍を明記した公式発表や事務所の記載はない
- 事務所の公式プロフィールは出身地・生年月日・血液型のみを掲載している
- 出身地は東京都で、事務所と大手媒体の記載が一致している
- 父の水谷豊は北海道芦別市生まれ、東京都立川市育ちである
- 水谷豊の両親は京都出身、母は広島県呉市出身とされる
- 母の伊藤蘭は東京都武蔵野市生まれ、杉並区育ちの元キャンディーズである
- 両親の経歴から、国籍は日本の可能性が高いと考えられる
- 母方の高祖父は第15代広島市長の伊藤貞次である
- 名字のない芸名が国籍を調べるきっかけになっている可能性がある
- 父の最初の妻はアメリカ国籍の元女優ミッキー・マッケンジーだが、趣里の母ではない
- 主演ドラマ『大空港』で税関職員を演じ、国籍という言葉と並ぶ機会が増えた
- 英語は15歳からのイギリスのバレエ留学で身につけた
- 2009年に明治学院大学文学部芸術学科に入学し、2012年に中退した
- 兄弟はおらず、一人っ子の長女である
- 2025年に俳優の三山凌輝と結婚し、第1子を出産した

