ハライチの澤部佑さんについて調べていると、必ずと言っていいほど出てくるのが「実家が金持ちらしい」という話です。
ところが実際に情報をたどっていくと、その「金持ち」はどうやら澤部さん本人の実家の話ではなさそうなんですよね。
2010年には実家がテレビ番組でリフォームされているのですが、その理由を知ると金持ち説がスッと腑に落ちると思います。
・澤部の実家が埼玉県上尾市原市のどんな家なのか
・実家が金持ちと言われるようになった噂の出どころ
・実家が劇的ビフォーアフターでリフォームされた理由
澤部の実家は金持ちなのか
まずは澤部佑さんの実家そのものを見ていきます。
場所・家族・そして金持ち説がどこから来たのかまで、順番に整理していきますね。
実家は埼玉県上尾市原市にある
澤部佑さんの実家があるのは、埼玉県上尾市原市です。
上京してからもご両親はそのまま住み続けていて、澤部さんが生まれ育った家が今も同じ場所にあります。
上尾市は埼玉県のほぼ中央、さいたま市の北隣に位置する街です。
原市はその中でも住宅地が中心のエリアで、いわゆる高級住宅街や別荘地といった性格の場所ではありません。
都心へ通勤する人が住むベッドタウンの一角、という表現がいちばん近いと思います。
この「原市」という地名、実はお笑いファンにはおなじみですよね。
コンビ名のハライチは、この地元の原市から取られたものです。
相方の岩井勇気さんも同じ原市の出身で、2人は幼稚園からの幼なじみでした。
コンビ名に地元の地名をそのまま使うくらいですから、澤部さんにとって実家のある原市は特別な場所なのでしょうね。
澤部さんが通った学校を並べてみると、実家との距離感がよく見えてきます。
| 時期 | 学校名 |
|---|---|
| 幼稚園 | 妙厳寺幼稚園 |
| 小学校 | 上尾市立原市小学校 |
| 中学校 | 上尾市立原市中学校 |
| 高校 | 埼玉県立大宮東高等学校 |
| 高校卒業後 | ワタナベコメディスクール(2期生) |
小学校も中学校も、地元の公立校です。
高校も埼玉県立の公立高校で、私立の名門校や中高一貫校といった進路は選んでいません。
通った学校の顔ぶれを見るかぎり、資産家の家庭にありがちな進学パターンとは重ならないんですよね。
ちなみに中学時代はバスケットボール部で、地区選抜に入るくらいのエース格だったそうです。
あの体格とテンションの高さを思うと、なんだか納得してしまいます。
金持ち説が生まれた本当の出どころ
ここが今回いちばんお伝えしたい部分です。
「澤部の実家は金持ち」という話をたどっていくと、行き着く先が妻の実家なんです。
澤部さんの奥さんは五十嵐暁子さんという方で、大手クリーニング会社・白洋舎の創業家に連なる家の出身とされています。
白洋舎は社員1600人規模、売上450億円規模とも紹介される大企業です。
暁子さんの父親は白洋舎の元会長で、2013年の結婚当時は社長を務めていた五十嵐素一さんだと報じられました。
つまり「澤部さんの義理の実家はとんでもない資産家」というのは、確かに事実に近い話なんですよね。
ところが、この情報がネット上で繰り返し紹介されるうちに、主語が抜け落ちていったのだと考えられます。
「澤部佑」と「実家」と「金持ち」という3つの単語が同じ記事の中に並んでいれば、検索する側は自然と本人の実家の話だと受け取りますよね。
そこにもう一つ、噂を後押しした材料があります。
澤部さんが2021年ごろに都内へ建てた新居です。
敷地およそ60坪の2階建てで、約2億円のローンを組んだと報じられました。
豪邸に住んでいる芸人という印象が広まれば、「もともと家がお金持ちだったのでは」という連想が働くのも無理はないと思います。
ただ、この家は澤部さん自身が稼いで、自分でローンを組んで建てたものです。
実家から受け継いだ資産で建てたという話ではありません。
時系列と主語を整理すると、金持ちなのは澤部さんの実家ではなく、妻・暁子さんの実家と、澤部さん自身が現在築いている生活のほうだと言えます。
本人の実家についていえば、家族の職業や資産に関する具体的な公表はほとんどありません。
公になっている材料の範囲では、埼玉の一般的な家庭という以上の情報は出てこないんですよね。
父・信と母・恵子の人物像
実家の暮らしぶりを知るうえで欠かせないのが、ご両親の存在です。
澤部佑さんの父親は信さん、母親は恵子さんという名前だと紹介されています。
お二人とも一般の方で、会社経営者や資産家といった肩書は伝えられていません。
職業についても具体的な公表はなく、この点も「特別に裕福な家ではない」という見方を補強しています。
ただ、人物としてはかなり個性的です。
父・信さんは、相方の岩井勇気さんいわく相当に寡黙な人だそうです。
岩井さんは澤部さんの家によく遊びに行っていたそうなのですが、家の中があまりに静かで「暗い気持ちになった」と語っています。
あの澤部さんが家では喋らないというのが、どうにも想像しづらいですよね。
テレビでのあの明るさは、外に出たときのモードなのかもしれません。
意外なのは、信さんが欅坂46の平手友梨奈さんのファンだと澤部さんが明かしていることです。
寡黙なお父さんが黙ってアイドルを応援している姿を想像すると、……なんかいいですよね。
そして忘れてはいけないのが、ご両親が音楽好きだという点です。
ライブにもよく足を運んでいたそうで、フジロックフェスティバルにも思い入れがあると紹介されています。
澤部さんが「フジロック芸人」として知られるようになった背景には、この家庭環境の影響が大きいと言われています。
お金をかけていたのは資産形成よりも音楽やライブといった趣味の時間だった、という家の空気が見えてきます。
母・恵子がテレビで放った一言
母・恵子さんは、周囲から「空気が読めないところがある」と評されるタイプだそうです。
過去にテレビ番組で、ダウンタウンに向かって「人を傷つけるお笑いは嫌いです」と発言し、その場を凍りつかせたというエピソードが伝わっています。
相手が誰であろうと思ったことをそのまま言ってしまう、という意味では相当な胆力ですよね。
さらに、息子のコンビについて「ハライチは解散したほうがいい」という独特の意見を持っていたという話まであります。
実の母親から言われたら、さすがの澤部さんも返す言葉に困りそうです。
ご両親はフジテレビ系『笑っていいとも!』に出演したこともあり、父・信さんは中居正広さんから無茶ぶりを受けたと紹介されています。
寡黙な父と物怖じしない母、という組み合わせがそのまま画面に出たわけで、これはなかなか強烈な回だったのではないでしょうか。
実家が劇的ビフォーアフターに登場した理由
実家が金持ちかどうかを考えるうえで、いちばん具体的な手がかりになるのがこの話です。
澤部佑さんの実家は、2010年11月7日放送の『大改造!!劇的ビフォーアフター』に登場しています。
この回のテーマは「有名人の実家 親孝行リフォーム」でした。
そしてリフォームの目的は、体調が万全ではなかった祖母のために手すりを付けるなど、家の中を安全にすることだったと紹介されています。
つまりバリアフリー化が目的の、暮らしの困りごとを解決するリフォームだったわけです。
ここ、けっこう大事なポイントだと思うんですよね。
この番組が扱うのは、間取りや設備に不便を抱えた家です。
資金に余裕のある家であれば、テレビ番組を待たずに自分たちでリフォームを進められます。
高齢の家族のための手すりというのは、後回しにできる話ではありませんから、なおさらです。
加えて、番組の企画名が「親孝行リフォーム」であることも示唆的です。
売れっ子になった息子が、実家に対してできることをする、という構図で組まれた企画だと読み取れます。
もともと実家が裕福であれば、そもそもこの企画が成立しないんですよね。
放送時期にも注目したいところです。
ハライチの結成が2006年、澤部さんがテレビで一気に顔を売るようになったのが2010年前後です。
売れ始めたタイミングで実家の家を整えているという時系列は、実家に頼って生きてきた人物像とは正反対に見えます。
祖母のためのリフォームだったという事実の重み
手すりの設置というのは、金額でいえば決して大きな工事ではありません。
それでも、日々の生活のなかで一番効く種類の改修です。
祖母が安心して家の中を歩けるようにする。
実家についての情報のなかで、個人的にいちばん温度を感じたのがこのエピソードでした。
豪邸かどうかという話よりも、こういう部分にその家の在り方が出るのではないでしょうか。
曾祖父は下妻市の初代市長・澤部元信
一方で、家柄という切り口で見ると少し違う顔も見えてきます。
澤部佑さんの曾祖父にあたるのが、茨城県下妻市の初代市長を務めた澤部元信さんだと紹介されています。
市長、しかも初代というのはかなりの経歴ですよね。
「実家が金持ち」という噂が広まった一因として、この曾祖父の存在を挙げる声もあります。
確かに、名字がそのまま残っている地元の名士が先祖にいるとなれば、由緒ある家という印象は強くなります。
ただ、ここは冷静に見ておきたいところです。
名家の血筋と現在の実家の経済状況は別の話
曾祖父というのは、澤部さんから見て3代前にあたります。
初代市長という肩書が生まれたのは、当然ながら戦後の市制施行の時期です。
そこから3世代を経れば、家の状況は大きく変わっているのが普通ですよね。
実際、澤部さんの実家は茨城県下妻市ではなく埼玉県上尾市にあります。
曾祖父の代の土地や地位をそのまま受け継いだ形にはなっていません。
先祖に地元の名士がいることと、今の実家が裕福であることは、まったく別の話として切り分ける必要があります。
血筋の話は面白いのですが、それを根拠に「だから実家は金持ち」と結論づけるのは、さすがに飛躍が大きいと思います。
4歳上の兄とは8年間口をきかなかった
澤部佑さんの実家は、父・信さん、母・恵子さん、そして4歳年上の兄との4人家族です。
澤部さんは末っ子にあたります。
お兄さんは一般の方のため名前は公表されていませんが、職業は小学校の教員だと紹介されています。
ご両親も一般の方、兄も公務員的な立場の教員ということで、家族の顔ぶれからも実家が資産家である様子はうかがえません。
そしてこの兄弟には、なかなか強烈なエピソードがあります。
澤部さんが11歳のとき、野球ゲームをめぐって兄と喧嘩になったそうです。
そこから19歳で和解するまでの約8年間、兄弟はほとんど口をきかなかったと語られています。
同じ家に暮らしながら8年間ですから、これは相当なものですよね。
きっかけがゲームというのも、子どもの喧嘩らしくて逆にリアルです。
和解のきっかけもゲームだったと伝えられていて、始まりも終わりも同じ理由というのがなんだかおかしくて、そして少しほっとします。
父が寡黙で、兄弟は口をきかない。
岩井さんが「暗い家だった」と表現したのも、この時期のことだと考えると腑に落ちます。
華やかな豪邸というより、静かで、それぞれが少し不器用な家族だったというのが実家の実像に近そうです。
ただ、こういう家で育った人が、テレビであれだけ場を明るくする芸人になっているというのは、なんだか面白いですよね。
実家に対する世間の受け止め方
「澤部 実家 金持ち」という言葉が検索され続けているのは、それだけ多くの人が同じ疑問を持っているということです。
ただ、実際に情報を並べてみると、受け止め方は大きく2つに分かれます。
| 受け止め方 | 根拠として挙げられるもの |
|---|---|
| 実家は金持ちだと思われている | 妻が白洋舎の令嬢/曾祖父が下妻市の初代市長/世田谷の新居 |
| 実家は一般家庭だと考えられる | 上尾市原市の住宅/公立校中心の学歴/両親も兄も一般人/親孝行リフォーム |
こうして並べると、前者の根拠はすべて澤部さん本人の実家以外の要素だとわかります。
妻の実家、3代前の先祖、そして本人が自力で建てた家。
どれ一つとして、上尾市原市の実家が裕福だったことを示す材料にはなっていないんですよね。
つまり金持ち説は、周辺情報が本人の実家の話として一人歩きしてしまった結果だと考えるのが自然です。
むしろ澤部さんの場合、実家の資産に頼らず自分の力で今の生活を築いたという読み方のほうが、実像に近いのではないでしょうか。
澤部の実家が金持ちか調べる人向けの関連情報
ここからは、実家の話と一緒によく調べられている情報をまとめておきます。
金持ち説の出どころになった妻の実家や新居の話も、あらためて詳しく見ていきましょう。
嫁の五十嵐暁子は白洋舎の令嬢
澤部佑さんが結婚を発表したのは、2013年12月3日のことでした。
しかも発表の場が『笑っていいとも!』の生放送で、同時に奥さんが妊娠5か月であることも明かしています。
お相手は4歳年下の一般女性で、五十嵐暁子さんという名前が伝えられています。
法政大学の出身で、青森県八戸市にゆかりがあるとも紹介されています。
そして最大のポイントが、暁子さんの実家です。
父親は白洋舎の元会長・五十嵐素一さんで、結婚当時は社長を務めていたとされています。
白洋舎はクリーニング事業を軸に、レンタル業や不動産業まで手がける企業です。
社員1600人、売上450億円規模という数字で紹介されることが多く、規模の大きさがうかがえます。
馴れ初めについては、渋谷の居酒屋での出会いだったと伝えられています。
社長令嬢との出会いが居酒屋というのが、なんとも澤部さんらしいですよね。
ご夫婦には3人のお子さんがいます。
| 誕生時期 | お子さん |
|---|---|
| 2014年5月 | 第1子(女児) |
| 2016年4月 | 第2子(女児) |
| 2019年2月 | 第3子(男児) |
「澤部の実家が金持ち」という話の大半は、この暁子さんの実家についての情報だったと整理できます。
世田谷に建てた新居と2億円ローン
澤部佑さんは2021年ごろ、都内の閑静な住宅街に新居を建てています。
敷地は約60坪で、2階建ての一戸建てだと報じられました。
それまではマンション暮らしだったそうですが、3人目のお子さんが生まれたことをきっかけに一軒家へ移ったとされています。
報道では約2億円のローンを組んだと伝えられました。
ただし澤部さん本人はラジオなどで購入金額を明かしておらず、ローンについても具体的には語っていません。
所在地は世田谷区とする情報が多く見られますが、正確な住所は公表されていません。
両親が語った心配の言葉
この新居について、埼玉に住むご両親が週刊誌の取材に応じています。
母・恵子さんは「ローンのことは何も知らされてないんです」と語り、「この先どうなるかわかりませんから、身体だけは心配ですね」とコメントしたと報じられました。
息子が2億円の借金を抱えたことを、親には報告していなかったわけです。
新居には3回ほど訪れているという話も紹介されています。
豪邸を建てた息子を自慢するのではなく、まず身体の心配をする。
……このコメント、実家の空気がそのまま出ている気がしませんか。
資産を持つ家の親のリアクションというより、ごく普通の親の反応なんですよね。
年収は1億円超とも言われる推定額
澤部佑さんの年収について、公式に発表された数字はありません。
そのうえで、業界関係者の話としていくつかの推定額が伝えられています。
| 伝えられている推定額 | 主な根拠として語られるもの |
|---|---|
| 約8000万円 | 出演本数に対して単価は控えめとする見方 |
| 1億円前後 | テレビ・CM・ドラマ出演の合算 |
| 1億5000万円程度 | レギュラー本数の多さを重視した推定 |
いずれもあくまで推定であり、幅があることは押さえておきたいところです。
ただ、仕事量は数字ではっきり出ています。
2022年には394番組に出演したと紹介されており、これは単純計算で1日1本以上のペースです。
収入源はテレビ出演を中心に、CM、ドラマ、ラジオ、お笑いライブと幅広く分散しています。
2億円のローンを組めるだけの収入は、実家からの援助ではなく、この出演本数の積み重ねによるものだと考えられます。
学歴は大宮東高校からワタナベコメディスクールへ
澤部佑さんは埼玉県立大宮東高等学校の出身です。
公立高校で、偏差値はおおむね45前後、体育科は43前後と紹介されています。
いわゆる進学校ではなく、地元の一般的な公立高校ですね。
そして高校卒業後、大学には進学していません。
相方の岩井勇気さんとともにワタナベコメディスクールの2期生として入学し、特待生だったとも伝えられています。
お笑いをやろうという話が出たのは中学3年のときで、澤部さんと岩井さんを含む3人で遊んでいたときだったそうです。
ところが高校2年のとき、言い出しっぺの友人がお笑いをやめてしまいます。
そこで残った2人でコンビを組むことを決めた、というのがハライチ誕生の経緯です。
大学に進まず養成所という進路は、家に経済的な余裕があるかどうかとは別に、かなり思い切った選択ですよね。
コンビ名ハライチの由来は地元の原市
最後にあらためて触れておきたいのが、コンビ名の由来です。
ハライチというコンビ名は、2人の地元である上尾市原市から取られています。
コンビ結成は2006年4月のことでした。
幼稚園からの幼なじみが、地元の名前をそのままコンビ名にしてデビューする。
個人的に、これはかなり好きなエピソードなんですよね。
実家がある場所を看板に掲げて活動しているわけですから、地元への思いは相当なものだと思います。
実家が金持ちかどうかという以前に、澤部さんにとって上尾市原市の実家は自分の芸人人生の出発点そのものだと言えます。
澤部の実家が金持ちかのまとめ
- 澤部佑の実家は埼玉県上尾市原市にあり、今も両親が暮らしている
- 原市は高級住宅街ではなく、都心へ通う人が多い住宅地
- コンビ名ハライチは、この地元の原市に由来する
- 実家の家族構成は父・信、母・恵子、4歳上の兄との4人家族
- 兄は小学校の教員で、両親を含め家族はいずれも一般の人
- 両親の職業や資産についての具体的な公表はない
- 父・信は寡黙な性格で、欅坂46の平手友梨奈のファンだと紹介されている
- 母・恵子はダウンタウンに「人を傷つけるお笑いは嫌い」と発言したと伝えられる
- 両親は音楽好きで、フジロックへの思い入れが澤部に影響したとされる
- 実家は2010年11月7日放送の『大改造!!劇的ビフォーアフター』でリフォームされた
- リフォームの目的は祖母のための手すり設置などのバリアフリー化だった
- 曾祖父は茨城県下妻市の初代市長・澤部元信とされるが、実家の場所も代も離れている
- 金持ち説の出どころは、妻・五十嵐暁子の実家である白洋舎だと考えられる
- 世田谷とされる新居は約2億円のローンで、澤部自身が組んだものと報じられた
- 年収は8000万円から1億5000万円程度まで諸説あり、いずれも推定にとどまる

