ジュニアグランプリファイナルと世界ジュニア選手権で銅メダルを獲得し、16歳でシニアの舞台に立つ上薗恋奈さん。
その活躍を見ていると、どんなご両親に育てられたのか気になってきますよね。
調べてみると、ご両親については驚くほど情報が出てこない一方で、上薗さん本人が語った言葉の端々に、家族の姿がちゃんと残っていました。
・上薗恋奈の両親は一般人で、氏名も職業も公表されていないこと
・スケートを始めたきっかけに家族がどう関わっていたか
・16歳で神戸へ移り、親元を離れた現在の環境
上薗恋奈の両親は一般人で職業も非公表
結論から言うと、ご両親の氏名も職業も、公式には一切明かされていません。
ただ「情報がない」で終わる話ではなくて、本人のインタビューを追っていくと、家族がどんな関わり方をしてきたのかは見えてきます。
父も母も一般人で氏名は明かされていない
まず押さえておきたいのが、上薗恋奈さんのご両親はどちらも一般の方だということです。
芸能人やプロスポーツ選手の家庭ではありません。
日本スケート連盟の強化選手ページにも、Wikipediaにも、ご両親の氏名や職業に関する記載は見当たらないんですよ。
スポーツ紙のインタビュー記事も何本か当たってみましたが、家族について触れているものはほとんどありませんでした。
フィギュアスケートの世界では、選手の親がリンクに通う姿がテレビに映ることもあって、名前や顔が知られていくケースもあります。
ただ上薗さんの場合は、そういう露出が今のところ確認できません。
公表されている情報を整理すると、こうなります。
| 項目 | 公表状況 |
|---|---|
| 父親の氏名 | 非公表 |
| 父親の職業 | 非公表 |
| 母親の氏名 | 非公表 |
| 母親の職業 | 非公表 |
| 家族との関わり | 本人インタビューで断片的に語られている |
つまり、上薗恋奈さんのご両親については「一般の方であること」以外に確定した情報はない、というのが現時点の実態です。
きょうだいがいるかどうかも確認できていない
ちなみに、きょうだいの有無についても公式な情報は出てきませんでした。
ネット上には「一人っ子ではないか」という書き込みも見かけますが、これは根拠のある話ではなさそうです。
本人が兄や姉、弟妹について語った記録が見当たらないので、判断できるだけの材料がない、というのが正直なところですね。
職業が語られないのは本人が話していないから
両親の職業は、と検索している方が多いということは、それだけ知りたい人がいるということですよね。
ただ、ここは冷静に見ておきたいところです。
ネット上には、フィギュアスケートはお金がかかるから医師や弁護士など高収入の職業では、という推測を載せている記事がいくつもあります。
ですが、その根拠として挙げられているのは競技にかかる費用の一般論だけで、上薗さんのご家庭を直接取材した情報ではありません。
費用が高いことと、特定の職業に就いていることの間には、実はかなりの距離があるんですよ。
医師や弁護士でなくても、共働きで長年かけて準備するご家庭もありますし、祖父母世代が支えるケースもあります。
つまり費用の一般論から職業を逆算するのは、根拠としては弱いわけです。
上薗さん自身がインタビューで両親の仕事に触れたことは、確認できる範囲では一度もありません。
これは隠しているというより、聞かれる場面がなかった、あるいは競技の話が中心だったから、と考えるほうが自然かなと思います。
職業が出てこないのは謎でも何でもなく、単純に本人も所属先も語っていないからです。
スケートのきっかけは家族で行ったアイスショー
ご両親の存在がはっきり見えてくるのが、スケートを始めた場面です。
上薗さんがフィギュアスケートに出会ったのは、家族で名古屋フィギュアスケートフェスティバルを観に行ったときでした。
ソチオリンピック後のアイスショーで、憧れの浅田真央さんが客席に向かって手を振ってくれたんです。
本人はのちのインタビューで、目が合ったような感じでした、と振り返っています。
そこで私も真央さんのようになりたいと思い、スケート教室に通い始めました。
……これ、なんかいいですよね。
親がスケート選手だったわけでも、英才教育を仕込まれたわけでもなくて、家族でショーを観に行ったという何気ない一日が入口になっています。
別のインタビューでは、家族がもともとスケート好きで、幼いころから一緒に滑りに行っていたとも語られています。
リンクに連れて行ってくれる大人が身近にいたからこそ、あの日のなりたいという気持ちがその場の憧れで終わらずに済んだ、という見方もできそうです。
両親が与えたのは特別な技術ではなく、氷に触れる機会そのものだったと言えます。
父のトランポリン説はどこから出たのか
一方で、ネット上には別のきっかけ話も流れています。
3〜4歳のころに父親とトランポリンで遊んでいて、跳んで回る娘を見た父が、体幹すごいな、スケートでもやってみるか、と言ったというエピソードです。
これ、複数の個人ブログに同じ内容で載っているんですよ。
ただ、大手メディアのインタビューやWikipediaの記述と照らすと、始めたきっかけはあくまでアイスショーとされています。
トランポリンの話については、どの取材で語られたものなのか、出どころが確認できませんでした。
同じ文面がブログ間で広がっている状態なので、扱いには少し慎重になったほうがよさそうです。
もっとも、幼い娘の身体能力に父親が気づいていたという筋書き自体は、家族でリンクに通っていたという話とも矛盾はしません。
そのため完全に否定もできないのですが、現時点では裏の取れていない説、という位置づけになります。
母とはオフに買い物へ行く仲
母親については、本人が語った具体的なエピソードが残っています。
企業メディアのインタビューで、上薗さんはオフの日はお母さんとショッピングに行くことが多いと話しているんです。
年末年始も大晦日と元日しか休まない、試合の翌日以外は基本的に練習という生活を送ってきた選手です。
その貴重な休みを母親と過ごしているというのは、なかなか言葉以上のものがありますよね。
同じインタビューでは、韓国メイクを真似していることや、目元にこだわっていること、乾燥しやすいので夜はしっかり保湿していることなども語られています。
16歳らしい話題が普通に出てくるあたり、家庭では競技一色ではない時間があるのだろうと感じます。
小学校低学年からクレヨンしんちゃんが好き、という話も出てきました。
ストイックな練習量ばかりが伝わりがちな選手ですが、こういう一面を知るとぐっと距離が縮まる気がします。
母親については、監督役というより、休みの日を一緒に過ごす近い存在として語られています。
年間150万〜300万円ともいわれる費用を支えた家庭
フィギュアスケートは、競技として費用がかかることでよく知られています。
一般論として語られる金額は、遠征費を除いて年間150万〜300万円ほどです。
リンクの貸切代、コーチへの謝礼、衣装代、振付料、シューズとブレードの買い替えなどが積み重なる構造ですね。
これはあくまで競技全体の目安であって、上薗家の実際の支出が公表されているわけではありません。
ただ、上薗さんが通ってきた道のりを見ると、金銭面以外の負担もかなり大きかったことが想像できます。
愛知の練習拠点に通いながら、体操、新体操、ダンス、バレエ、ピアノまで習っていたと本人が語っているんです。
送り迎えだけでも相当な時間になりますし、それを何年も続けるのは家族の協力なしには成り立ちません。
2024年5月にはユニバーサルスポーツマーケティングとマネジメント契約を結び、2026年6月にはシスメックスと所属契約を結びました。
時系列で見ると、家庭だけで支える段階から、企業がサポートに加わる段階へと移ってきたことがわかります。
つまり、両親が一手に引き受けていた負担は、ここ数年で少しずつ分散してきたと考えられます。
16歳で親元を離れて神戸へ移った現在
そして今、上薗さんの環境は大きく変わっています。
愛知県北名古屋市の出身で、地元の西春中学校に通っていた上薗さんですが、2026年から練習拠点を神戸市のシスメックス神戸アイスキャンパスに移しました。
16歳で、生まれ育った土地を離れたわけです。
高校も中京大学附属中京高等学校の通信制課程を選び、競技に専念できる形にしています。
ご両親が神戸に同行しているのか、愛知に残っているのかは公表されていません。
ただ、上薗さん自身が過去に、お母さんたちもいないし不安もあったけど先生とか選手の方々にサポートしていただいて、と話していた場面があります。
親元を離れる不安を口にしていた選手が、いまは本拠地ごと移して勝負しています。
……この数年の変化を思うと、送り出した側の心境も相当なものだったろうなと思います。
所属先には、ミラノ・コルティナ五輪銀メダリストで現在はアンバサダーを務める坂本花織さんや、三原舞依さんがいます。
契約発表時に上薗さんは、大好きで尊敬している先輩方と一緒の所属先になることができ、とてもうれしく思っています、とコメントしました。
両親のもとを離れた先で、憧れの先輩がいる環境を手に入れた形になります。
上薗恋奈の両親を調べる人向けの関連情報
ご両親を調べていると、必ずと言っていいほど一緒に出てくるのがコーチや移籍、高校の話題です。
家庭の話とつながる部分も多いので、あわせて整理しておきますね。
コーチは樋口美穂子から中野園子へ
指導者の変化は、上薗さんのキャリアを追ううえで外せないポイントです。
愛知時代はLYSフィギュアスケートクラブに所属し、樋口美穂子コーチのもとで指導を受けていました。
樋口コーチは振付師としても知られていて、表現力を重視する指導方針で有名です。
上薗さんも、観ている人に感動を与えることを大事にするように、と教わったと語っていました。
13歳で全日本選手権4位に入ったときに大人びた表現力と評されたのは、この指導があってこそでしょうね。
神戸へ移ってからは、中野園子コーチの指導を受けています。
中野コーチはグレアム充子コーチとともに神戸で長く選手を育ててきた指導者です。
環境が変わったことで、指導者も名古屋の樋口体制から神戸の中野体制へと切り替わりました。
移籍で拠点は名古屋から神戸に
移籍という言葉で検索されているのは、この拠点変更のことですね。
愛知はフィギュアスケートの一大産地で、浅田真央さんをはじめ多くの選手を輩出してきた土地です。
上薗さんもグランプリ東海で育ち、その系譜の中にいました。
それだけに、神戸への移籍が伝えられたときはファンの間でも大きな話題になったんですよ。
シスメックスは公式発表で、神戸を活動拠点として競技活動に専念できるよう継続的にサポートしていきます、と説明しています。
単なる練習場所の変更ではなく、生活も競技環境もまとめて移す判断だったことがうかがえます。
高校は中京大中京の通信制課程
学校についても整理しておきます。
中学は地元の北名古屋市立西春中学校でした。
そして2026年4月に中京大学附属中京高等学校の通信制課程へ進学しています。
中京大中京はスポーツの強豪校として知られ、フィギュアスケート選手の進学先としても定番です。
通信制を選んだことで、神戸に住みながら在籍を続けられる形になっていますね。
スポンサーはシスメックスと所属契約
所属とスポンサーの関係も、混同されやすいので分けて見ておきましょう。
| 時期 | 内容 |
|---|---|
| 2024年5月 | ユニバーサルスポーツマーケティングとマネジメント契約 |
| 2026年6月19日 | シスメックスと所属契約を締結 |
シスメックスは神戸市に本社を置く医療検査機器メーカーで、フィギュアスケート選手の支援を長く続けてきた企業です。
坂本花織さんが現役時代に所属していたのも同社でした。
16歳で企業所属になるというのは、それだけ将来性が評価されているということですよね。
身長157センチで挑むシニアの現在
最後にプロフィールと現在地をまとめておきます。
上薗恋奈さんは2010年6月7日生まれ、愛知県北名古屋市の出身で、身長は157センチです。
2017年にスケートを始め、2022年の全日本ノービス選手権ノービスAで優勝しました。
主な戦績を並べると、こうなります。
| シーズン・大会 | 成績 |
|---|---|
| 2023年 ジュニアグランプリファイナル | 3位 |
| 2024年 世界ジュニア選手権 | 3位 |
| 全日本選手権(最高成績) | 4位 |
13歳で全日本4位に入ったときは、最年少での快挙として大きく報じられました。
目標に挙げているのは浅田真央さん、羽生結弦さん、キム・ヨナさんのような選手になることです。
浅田さんがバンクーバーオリンピックで演じたラフマニノフの鐘に挑戦したこともあります。
家族に連れられて観に行ったショーの憧れを、そのまま自分の演目にまで引き上げてきた選手だと言えます。
上薗恋奈の両親のまとめ
- 上薗恋奈の両親はどちらも一般人で、氏名は公表されていない
- 父親の職業も母親の職業も公式には明かされていない
- 医師や弁護士では、という話はネット上の推測で、根拠は競技費用の一般論のみ
- 本人が両親の仕事について語った記録は確認できない
- スケートを始めたきっかけは家族で名古屋フィギュアスケートフェスティバルへ行ったこと
- アイスショーで浅田真央から手を振ってもらったことが入口になったとされる
- 家族がもともとスケート好きで、幼少期から一緒に滑りに行っていたとされる
- 父親がトランポリンで体幹に気づいたという説もあるが、出どころが確認できていない
- 母親とはオフの日にショッピングへ行く仲だと本人が語っている
- フィギュアの費用は遠征費を除いて年間150万〜300万円ほどというのが一般的な目安
- 体操・新体操・バレエ・ピアノも並行して習っており、家族の送迎負担は大きかったとみられる
- 2024年5月にユニバーサルスポーツマーケティングとマネジメント契約
- 2026年6月にシスメックスと所属契約を結び、練習拠点を神戸へ移した
- 16歳で親元を離れ、高校は中京大中京の通信制課程を選択
- コーチは名古屋時代の樋口美穂子から、神戸の中野園子へと変わっている

