早稲田大学の長距離ランナー・吉倉ナヤブ直希さんがハーフなのか、気になっている方は多いのではないでしょうか。
実は本人が、早稲田大学競走部の部員日記で自分のルーツをはっきり書いているんです。
この記事では、ご両親の国籍から名前の「ナヤブ」の意味、箱根駅伝での走りまでまとめて紹介します。
・吉倉ナヤブ直希さんがハーフかどうかと両親の国籍
・名前の「ナヤブ」が父の母語で持つ意味
・ハーフと検索される理由と、箱根駅伝や記録などの競技実績
吉倉ナヤブ直希はハーフ!父はパキスタン人で母は日本人
吉倉ナヤブ直希さんは、パキスタン人の父と日本人の母のあいだに生まれたハーフです。
本人が早稲田大学競走部の部員日記で書いている内容をもとに、ルーツと名前の由来を順番に見ていきます。
ハーフかどうかの結論は父がパキスタン人の日本とのハーフ
まず結論からお伝えすると、吉倉ナヤブ直希さんはパキスタン人のお父さんと日本人のお母さんを持つハーフです。
これは噂や推測ではなく、本人が自分の言葉で書いています。
早稲田大学競走部の公式サイトには、部員がリレー形式で書く「部員日記」というコーナーがあります。
1年生だった2024年8月15日の日記で、吉倉さんは初めての自己紹介として「パキスタン人の父と日本人の母の間に生まれました」とはっきり書いているんです。
中学3年のころに地元の陸上新聞が吉倉さんを紹介した記事でも、ハーフであることに触れられています。
つまり、ハーフであることは本人の発信で確かめられる事実です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名前 | 吉倉ナヤブ直希(よしくら なやぶ なおき) |
| 生年月日 | 2005年5月18日 |
| 父 | パキスタン人 |
| 母 | 日本人 |
| 出身 | 埼玉県草加市 |
| 所属 | 早稲田大学競走部(長距離ブロック)・社会科学部 |
※所属・学年は2026年9月時点の早稲田大学競走部の部員紹介にもとづきます。
両親の名前や職業は公表されていない
気になるのがご両親の人物像ですが、名前や職業、パキスタンのどの地域の出身かといった情報は公表されていません。
大学生のアスリートなので、家族の個人情報が表に出ていないのはごく自然なことかなと思います。
ネット上には「両親の教育方針」などを細かく書いた記事も見かけますが、本人の日記や大学・報道機関の発信では確かめられない内容が混ざっているので、この記事では扱いません。
本人が競走部の部員日記で明かした家族のルーツ
吉倉さんのルーツがいちばん詳しく分かるのは、先ほどの2024年8月15日の部員日記です。
タイトルは「早実甲子園がんばれ!」。
母校の早稲田実業が夏の甲子園に出ていた時期に書かれたもので、自己紹介の中で出身地や生い立ちをまとめて語っています。
日記に書かれていた生い立ち
日記の内容を時系列で整理すると、次のようになります。
| 時期 | 本人が書いていたこと |
|---|---|
| 誕生 | パキスタン人の父と日本人の母の間に生まれる |
| 出身 | 埼玉県草加市 |
| 小学6年 | 持久走大会で1位を取りたかったことや友人の誘いで、しらこばと陸上クラブに入る |
| 中学3年 | 全日本中学校陸上選手権(全中)で3位 |
| 高校 | 早稲田実業学校へ進み、1500mを中心に取り組む。インターハイに2年連続出場 |
最初は短距離や高跳びもやっていて、そのあと長距離に移ったそうです。
「いろいろな種目をやっていて良かった」と振り返っているのが印象的でした。
同じハーフの同期への親近感
日記の最後には、次の走者であるハードルブロックの同期・イベル聖羅さんについて「同じハーフということで勝手に親近感が湧いています」と書いています。
まだ話したことがない相手に、共通点をきっかけに話しかけてみたいと書いているんですよね。
……なんか、いいですよね。
吉倉さん自身がハーフであることを自然に受け止めて発信していることが、この一文からも伝わってきます。
ナヤブという名前は父の母語で稀なという意味
吉倉さんがハーフだと知られるいちばんのきっかけは、やはり名前の「ナヤブ」です。
本人によると、ナヤブは父の母語で「稀な」といった意味があるそうです。
日記では「ナヤブってどういう意味なの?とよく聞かれますが」と前置きしているので、まわりからもかなり聞かれてきたんでしょうね。
そのうえで「その意味の通り箱根駅伝で区間賞をとり、『稀な』存在になれるよう頑張っていきます」と書いています。
名前の意味を、そのまま競技の目標に重ねているのがかっこいいです。
応援ハッシュタグはスピードナヤビューン
日記の中では、応援用のハッシュタグとして「#スピードナヤビューン」も紹介されています。
追記には「応援ハッシュタグは姉が考えてくれました」とあり、お姉さんがいることもここで分かります。
家族ぐるみで応援している様子が伝わってきて、読んでいてこちらまで温かくなりました。
ナヤブという名前は、ルーツを示すだけでなく、本人の目標そのものにもなっているわけです。
ハーフと検索される理由は名前と陸上のハーフマラソン
「吉倉ナヤブ直希 ハーフ」と検索する人が多い理由は、大きく2つあると考えられます。
1つ目は、先ほどの名前です。
カタカナの「ナヤブ」が入っているので、駅伝の中継や選手名鑑で名前を見た人が「ハーフなのかな?」と気になるのは自然な流れですよね。
2つ目は、陸上のハーフマラソンです。
長距離の選手なので、選手名鑑や大会記録には「ハーフ」という言葉がたくさん出てきます。
たとえば箱根駅伝の番組公式サイトでは、公認最高タイムの欄に「ハーフ 1:02:26」と書かれています。
2025年11月には上尾シティハーフマラソンにも出場していて、本人も日記で「上尾ハーフ」と書いています。
検索結果にはルーツの話と記録の話が混ざって出てくるので、どちらを知りたいのかで見るべき情報が変わります。
吉倉ナヤブ直希がハーフか調べる人向けの関連情報
ここからは、ハーフについて調べた人がよく一緒に検索している、競技の実績や経歴についてまとめます。
学年や記録は、いつの時点の情報かも添えています。
箱根駅伝は2年時の第102回大会で1区を走った
吉倉さんは、2026年1月の第102回箱根駅伝に2年生として出場しています。
担当は1区で、区間7位・1時間00分58秒という結果でした。
大会前の2025年は、3月にアキレス腱を痛めて7月ごろまで痛みを引きずったそうです。
本人も「これほど長く怪我に悩まされたのは、私にとって初めての経験でした」と振り返っていて、正直、読んでいて胸が痛くなりました。
夏合宿に間に合わせて状態を戻し、箱根駅伝の大舞台にたどり着いたわけです。
なお、次の箱根駅伝で何区を走るか、出場するかどうかは、大会の直前に発表される区間エントリーで決まります。
記録は10000m28分46秒86でハーフマラソンは1時間02分26秒
主な公認記録は、第102回箱根駅伝のエントリー時点で次のとおりです。
| 種目 | 記録 | 出典 |
|---|---|---|
| 5000m | 14分16秒01 | 読売新聞の選手名鑑 |
| 10000m | 28分46秒86 | 読売新聞の選手名鑑・日本テレビ番組公式サイト |
| ハーフマラソン | 1時間02分26秒 | 読売新聞の選手名鑑・日本テレビ番組公式サイト |
大学1年の夏、2024年7月の士別ハーフマラソンでは1時間11分44秒の自己ベストだったので、1年あまりで大きく記録を伸ばしたことになります。
その後、2026年5月の日本インカレ男子10000mでは3位に入ったと読売新聞が報じています。
※記録は更新されている可能性があるので、最新の数字は大会の公式記録を確認してください。
全日本大学駅伝と出雲駅伝での走り
2年生だった2025年度は、出雲駅伝と全日本大学駅伝にも出場しています。
ただ本人は日記で「チームに貢献できたと言える走りはできなかったと感じています」と振り返っていて、悔しさがにじんでいました。
その悔しさを糧に臨んだ上尾ハーフでは、決められたペースを余裕を持って走れたそうです。
三大駅伝すべてを経験したことで、次の学年に向けた課題もはっきりしたのではないかと思います。
高校は早稲田実業で1500mが中心
高校は早稲田実業学校で、1500mを中心に取り組んでいました。
インターハイには2年連続で出場しましたが、決勝では自分の走りができなかったと書いています。
「大学では、このような後悔を二度としないようにします」という言葉からは、負けず嫌いな一面も見えますよね。
高校3年の春には、東京選手権の男子1500mで優勝したことも紹介されています。
ネット上には高校を別の学校と書いている記事もありますが、早稲田大学競走部の部員紹介では出身校は早稲田実業高校となっています。
中学は草加市立草加中でしらこばと陸上クラブの出身
陸上を始めたのは小学6年生のときで、地元のしらこばと陸上クラブに入ったのがスタートです。
中学は草加市立草加中学校で、3年生だった2020年には、全中の代わりに開かれた全国大会(JO全中)の1500mで3位(4分00秒36)に入っています。
クラブのブログでは、全国ランキング1位で全国の舞台に乗り込んだと紹介されていました。
駅伝でも埼玉県1位を取ったことを、本人は「すごく嬉しかったことを今でも覚えています」と書いています。
出身は埼玉県草加市で東京と書かれることもある
吉倉さんの出身地は、本人の日記と競走部の部員紹介のどちらでも埼玉県草加市です。
一方で、読売新聞の選手名鑑には「東京」と書かれています。
これは出身地ではなく、陸上の選手登録をしている都道府県の陸上競技協会(登録陸協)の欄です。
早稲田実業は東京都にある学校なので、高校以降は東京の陸協に登録していたと考えるのが自然でしょう。
埼玉県草加市で育ち、東京の高校と大学で力をつけてきた選手、というのが実際のところです。
吉倉ナヤブ直希のハーフのまとめ
- 吉倉ナヤブ直希はパキスタン人の父と日本人の母を持つハーフである
- ハーフであることは本人が早稲田大学競走部の部員日記に書いている
- 両親の名前や職業、父の出身地域は公表されていない
- 2005年5月18日生まれで、埼玉県草加市の出身である
- ナヤブは父の母語で稀なという意味だと本人が書いている
- 名前の意味にかけて箱根駅伝で区間賞を取る目標を掲げている
- 応援ハッシュタグ「#スピードナヤビューン」は姉が考えたものである
- 同期のイベル聖羅に同じハーフとして親近感を持っていると書いている
- ハーフと検索される理由には名前と陸上のハーフマラソンの2つがあるとみられる
- 2026年1月の第102回箱根駅伝では2年生で1区7位・1時間00分58秒だった
- 2025年3月にアキレス腱を痛め、7月ごろまで痛みを引きずった
- 10000mは28分46秒86、ハーフマラソンは1時間02分26秒(第102回箱根駅伝エントリー時点)
- 2026年5月の日本インカレ10000mで3位に入った
- 高校は早稲田実業で1500mを中心に取り組み、インターハイに2年連続出場した
- 中学3年の2020年に全中の代わりに開かれた全国大会の1500mで3位に入った

